イチゴノキ

●イチゴノキ(Arbutus unedo L.)
ツツジ科イチゴノキ属

・葉の形 楕円形~卵形
・葉のはえ方 互生
・葉縁 鋸歯縁
・花期 10~1月
・両性花

●緑の葉、花の白、実の赤の3色からイタリアを象徴する木とされるイチゴノキ。
晩秋から冬にかけて咲く白い花と鮮やかな赤い実が映え、ゆっくりとした成長スピードであまり大きくならない人気の庭木のひとつです。
若木ではやや寒さに弱いものの、成木になると、暑さ・寒さによく耐える。
成長はゆっくりで、病害虫にも強い。耐潮性もあり、沿岸部でも栽培が可能。
果実は生食可能でジャム等にも加工されるが、ほとんど無味に近い。
強剪定を行うと弱らせる原因となるため、手入れは弱剪定を心掛けたい。

地中海沿岸原産。庭木や公園樹に用いられる。
樹高の低い矮性の「ヒメイチゴノキ」もあり、庭木にはこちらを用いることも多い。

葉身長は6~10cm、葉柄は4~15mmになる。表面は濃緑色で、裏面は淡緑色。葉は革質で、光沢がある。
若い枝や葉柄はしばしば赤みを帯びる。
枝先に円錐花序を付け、10~30個の白~淡いピンク色の花を咲かせる。花序は下垂する。
花は壺型で5浅裂し、アセビ(Pieris japonica (Thunb.) D.Don ex G.Don subsp. japonica)やシャシャンボ(Vaccinium bracteatum Thunb.)の花によく似る。
果実は球形の液果で、開花翌年の秋に赤く熟す。果実は可食だが、風味は薄い。

低木~小高木で、1~8mになる。