クロガネモチ

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●クロガネモチ(Ilex rotunda Thunb.)
モチノキ科モチノキ属

・葉の形 楕円形~広楕円形
・葉のはえ方 互生
・葉縁 全縁
・花期 5~6月
・雌雄異株

●光沢のある鮮やかな緑色の葉と、秋~冬にかけて実るたくさんの赤い実が特徴で、庭を彩る人気の庭木です。
さらにクロガネモチの名前から、「苦労の後に金持ち」「苦労せずにお金持ちになれる」などの語呂合わせから、縁起縁起の良い木として知られています。
耐火性、耐風性、耐塩性、耐煙性があり、病虫害に強いなど、環境への適応力は高い。
常緑だが、寒冷地では、落葉することがあり、寒さにやや弱い。
日向を好み、半日陰程度では問題なく育つが果実がやや付きにくくなる。
萌芽力が強く、強剪定にも耐えるが、こちらも果実がややつきにくくなる。
放任すると葉が茂りどんどんと大きくなってしまうため、定期的な手入れが必要。

関東~沖縄の暖温帯・亜熱帯に自生。庭園樹、街路樹として用いられる。
クロガネモチの名前の由来は、鉄(くろがね)のように葉や茎が固いモチノキからとする説や、葉柄や幼枝が鉄を連想させる紫黒色になることからとする説、など諸説ある。


葉身長は6~10cm、葉柄は1~2cmで紫色を帯びる。全縁だが、若木では、鋸歯縁の葉をもつことがある。葉の先端は短く尖る。葉は、両面無毛で、側脈は不明瞭。葉の縁を明るい線が縁取る。
本年枝の葉腋から花序を発生させ、白色または淡紫色の花を2~7個程度つける。


小高木~高木とされ、3~20mになる。

モチノキやネズミモチと似ているが、以下の点から見分ける。
・クロガネモチのほうがモチノキより葉がひとまわり大きい。樹高もクロガネモチは最大20m程だが、モチノキは10m程度。
・クロガネモチの葉柄や花は薄紫色を帯びるが、モチノキは黄緑色。(ただし、稀に紫色を帯びることがあり、注意が必要)
・クロガネモチの果実は5mm程度だが、モチノキは10mm程で、モチノキの方が大きい。
・クロガネモチは互生だが、ネズミモチは対生。