クロマツ

●クロマツ(Pinus thunbergii Parl.)
マツ科マツ属

・葉の形 針形
・葉のはえ方 束生
・花期 4.5月

●「庭木の王様」と呼ばれるように昔から庭園の主役となる木のひとつ。
生命力が強く、繁栄の象徴として親しまれている。
耐潮性があり、沿岸部でもよく植栽される。また、大気汚染にも強く、都市部でもよく育つ。
日光を好み、日陰では育ちづらい。手を掛けずにいると混んだ枝の内部が枯れてくるなど、定期的に手入れをする必要がある樹木です。


本州から九州にかけ分布し、日当たりの良い海岸沿いに自生する。
アカマツ(Pinus densiflora Siebold et Zucc.)と並び日本を代表する松のひとつとして知られる。

二葉性で、葉身長は10~15cm。
雌雄同株で、春に楕円形の花を咲かせる。


樹皮は灰黒色で、亀甲状に割れる。同じ二葉性のアカマツは樹皮が赤褐色であり、樹皮の色の違いが両者を見分けるポイントのひとつ。
アカマツと同様に先駆的植物(パイオニア植物)として知られており、菌根菌と共生関係にあることで荒れ地によく耐え、成林することができる。

植栽分布としては、日本全国で可能だが、多雪地においては寒害を受けることがある。
共生関係にある菌根菌は酸素を好むため、空気を含む土壌が必要。